赤鼻のトナカイ(前半)

3話で鬱話とか･･･、とは言えキリトのSAOに対する姿勢が決まった重要な話だった気がします。
時系列にずらずら、もう遅いんで続きは明日書こう。

ギルド加入

月夜の黒猫団に招かれるキリト
1層クリア後から4ヶ月後、とあるギルドの危機を助けたことで歓迎されるキリト。
このキリトと月夜の黒猫団の邂逅には少し興味があります。後述の通りギルドは中堅で安全マージンを取っているとの事なので、ソロ専で高Lvであるキリトとかち合う場面ってそんなにない気がするんですよね。どんな状況で彼らは会ったのでしょうか。
Lvを20もさば読むキリト、初対面でプレイ時間やLvを少なめに申告する気持ちよくわかります。何故と言われても上手く答えれませんが、このキリトの気持ちはなぜか共感できます(高Lvだとビーターとばれるから、という理由もあるんでしょうが)。でもさ、ギルド入ったら普通レベルばれるんじゃないのか？
前衛１後衛４とはバランス悪いですね、しかし嫌がってる人間に前衛やらせても良い結果は出ない気もしますが･･･
キリト、やっぱりソロとは言え完全にソロになりきれない、人との繋がりが欲しいんでしょう。この後の感じではクラインとかとも会っているようですが、半年近く一人で過ごすというのは精神的にもきついんでしょう。

黒猫団でのひと時

一月後28層攻略の新聞を見る･･･、攻略が思ったより早く進んでいますね。100層クリアはないと踏んだんだけどこのスピードだとどうなんだろう。
ちなみに興味深かったので新聞載せてみる。

Weekly Argo
攻略組　第28層突破！　−今回も犠牲者はゼロ−
またゲームクリアへと一歩近づいた。第28層の攻略はおよそ1週間をかけて行われた。難易度で言えば、恐らく4、5日程度で問題なく攻略できたであろう層だが、やはり第25層での軍の勢力の実質的な縮小に加え、心理的にも慎重にならざるを得ない状況が大きく影響しているようである。
ゲーム開始当初、攻略は困難を極めたが、第25層を迎えるまでは順調に上層への進出を果たしていた。しかし、記憶にも新しい、あの双頭巨人型のモンスターに軍の精鋭がほぼ全滅させられてしまった。この一件で軍の勢力は著しく衰退してしまった。
その影響（読めず)の本質的な(読めず)だけに留まらず、戦闘に参加する者、そしてそれを援護する者に心理的負担を強いる結果となっている。しかし現在のところ第26層以降では犠牲者は出ていない。慎重な攻略がこの結果をもたらしているとも言えるだろうが、実際第25層のボスモンスターの難易度が他の層に比べて段違いに高かったようである。
今後の層で、いつこのような攻略困難な層が現れるかは分からない。しかし、軍を中心とした攻略組の足が止まってしまっては、ゲームクリアはいつまで経っても訪れることはない。今後ともその活躍に期待したい。
新たな層の第29層に関する情報はまだ伝わってきていないが、明日にでも何らかの情報や光景の写真を掲載できるよう、取材班が活動を開始している。

第22層の湖にモンスター？
第25層の悲劇の影響もあり、ほとんど忘れられている第22層に関して、興味深い情報が届いた。
(読めず)モンスターが住んでいるのではという話だ。第22層といえばアインクラッドで最も人口の少ないフロアの一つである。面積は広いが、その大部分は常緑樹の森林と無数に点在する湖に占められており、主街区もごく小さな村と言ってよい規模だ。
フィールドにモンスターは出現せず、迷宮区の難度も低く、わずか三日で攻略されてしまったフロアである。
その湖の一つに、住民の間で「主」と呼ばれる、まるでモンスターのような引きの強さの魚類が住んでいるらしい。魚影も巨大で、モンスターなのではないかという噂もある。
釣り上げた者はまだおらず、釣り上げる方法も解明されていない。しかし、生活にも、その湖で通常通り釣りをすることにも影響はないという。
一日でも早いゲームクリアのために、常に上層へと足を進めることの重要性は誰もが承知しているが、たまには第22層のような肩の力の抜けるような場所での生活を送ってみてはいかがだろうか、意外とそのような層には攻略のヒントが隠されているのかもしれない。

Argoというのはプレイヤー(記者？後で出てくる情報屋？)の名前っぽい。
興味深いのは25層で精鋭がほぼ全滅したという点、1層ボスに挑んだプレイヤーの大半がここで散ったということなのだろうか。あと軍という名称はなにを示すんでしょうね、攻略組みの中で中心となっているようなのでそういう組織があるんでしょうか。
後半の22層に関しては、これクエストですね。キリトが黒猫団にあったのもこういうクエストの最中だったのかもしれません。

攻略組と自分たちとの違いを相談するケイタとキリト
キリトのいう効率的に稼ぐ方法に対する情報の差は、キリトのプレイの元となっているんでしょうが、彼が攻略組の中で戦っていないのはソロというハンデよりケイタのいう「意志力」なんでしょう。
かと思いきやキリトは攻略組の閉鎖的な空気に辟易している様子。うーん？
青竜連合とか血盟騎士団というのがSAOにおける大手(攻略組)ギルドなんでしょうね。
しかし、20⇒23とかの一方で40⇒48ってどんだけパワーレベリングしてるんだ。

夜中一人で攻略された28層に狩に出るキリト。そこでクラインと出会うがキリトの表情は暗い。
クライン再登場きたわー。ジョブないけど侍、刀装備のオールラウンダーっぽいです。最近見かけないって事は何度かあの後も会ってるっぽいですね。
攻略直後の層で狩ってることを考えると実力的には準大手並みになってそうです。
しかし、「次ぎ狩っていいぞ」とかマナーいいな。狩場のルールがきちんとしているのは結構驚きです。
クラインのいう「まだ気にしてるのか」･･･は、1話のラストか、ビーターのことか、それとも別の話があるのか。個人的には1話のラストかな？

後編へ。