ビーター

3話見て、攻略組みの大半はβテスターなのかと思ってたけど違いそうなことに気付く。
時系列にずらずらと。

ボス攻略会議

開始後1ヶ月で2000人死亡、しかし1層未だクリアされず。
1ヶ月で2000人(20%脱落)って相当厳しいゲームのように思えたわけですが、最初の手探り状態の中で勝手がわからず脱落する人も多かったのでしょう。1話でクラインがイノシシ相手にあのザマでしたから、殴る⇒リンクする⇒圧死とか、逃げる⇒もっと強い敵がいて死亡、的な序盤にある所謂「死んで覚える」の被害者が多かったのかなと予想したり。(この感想を書いてる時点で3話を見ているのでほぼ確信が持てます)
1層が攻略されてないのは少々意外だったのですが、後述の戦闘状況や1層という(アイテム・Lvの)リソースが限られている中では妥当なのか・・・?
しかし店ではなく露店とか、だいぶ落ち着いてきている感じ。


会議は主催者のディアベルの進行で進んでいき、PT組成でキリトは同じソロプレイヤーのアスナとPTを組む。
ジョブシステムがない、ということは基本所有武器ごとのスキル制が採用されているということか、基本スキルと武器専用スキルとかありそう。ぱっと見た感じ弓は見当たらず…、やはり遠距離職はいないのだろうか(死んだら即死のゲームなら遠距離職だらけになりそうですしね)
戦闘の構成は(ギルド?)>レイド>PT>プレイヤーとなっている様子。このレイド、PTの上限(6人?)制限対策のためにあるプレイヤー側の呼称なのかシステムなのか効果がいまいち分かりません。しかし、「二人組作って〜」で慌てるキリトに笑った、この主人公絶対ソロ向いてないぞ。対照的に「あぶれてない」「(私が)遠慮しただけ」とアスナの方がソロプレイヤーの資格充分な気がするわけです。
アスナとキリトのHP差はPTMのHPゲージの見え方の違いなのか、それともキリトのLvがこの時点でかなり高いのか・・・、うーん、3話でHPの隣にLv見えたはずなんだけどこの時点では見えないんですかね。


会議の終盤、キバオウが乱入しβテスターを弾劾するがエギルの取り成しもあり会議は終了する。
うーん、キバオウの発言はちょっと理解できない。
このゲーム、先行者がリスクとって道を切り開いてくれればその分クリアが近くなるわけですよね。話の流れからすればフロアボスを一人一人が倒す必要はなく、誰かが倒せば進めるのであれば、攻略する組にむしろガンガン強くなってもらわないと困るわけです。強制イベとかで全員高Lvモンスター相手にしなければならないとかがあれば、リソース独占して置き去りにした先行者を批難するのは多少なりとも分かるんですが、現段階ではちょっと納得できず。そしてそれを気にするキリト、クライン置いてった負い目もあるんでしょうが精神的に弱さが見え隠れ・・・、これはキリトの成長の物語でもあるのか。
βテスターがガイドブックを配布していた旨を伝えるエギル。私的にはβテスターって親切な人が多いイメージがありますが、私もαテスターにお世話になった身ですのでそう感じるのかな(テスターの方が好んで人柱になって、無茶なステ振りや死にスキルの情報を増やしてくれた気が)。しかしディアベルPTがボスを発見した直後にボス情報が載っているガイドブックが配布されるとは、もしかしてディアベルがガイドブックを配布しているβテスター達の一人なのか…?


ちなみに勘違いかもしれないけど、βテスターは優先で本サービス参加できたと思っています。
この会議の参加者の大半もβテスター(ボスに挑めるほど強くなっているプレイヤー)だと思ってたんですが、3話見た感じでは必ずしもβテスター=アグレッシブな攻略プレイヤーとは限らないんですよね…、変な先入観を持ってしまっていた。
ドロップ拾った人って取り合いになるんじゃ・・・、と一瞬思ったんですがストレージ直入なので問題ないみたい(MVPシステムみたい)。ディアベルがちらっと見たのはキリトなのか、アスナなのか、どちらかを警戒している感じです。

討伐前夜〜ボス部屋前

討伐前夜、討伐隊は各々親交を深める。キリトは一人食事をするアスナと共に会話する。
空腹はあるようですが、能力低下とかのペナルティがあるのだろうか。リアルは病院搬送でもされてないと衰弱死確実だから、システム的な制約なのか。若干病んでるっぽいアスナ、しかし目的意識がはっきりしていて逆にキリトの目的意識が曖昧に思えるか・・・?(ここら辺は3話を見てるせいかもしれません)


ボス部屋までの移動の間、キリトはアスナがPT初心者の純ソロであることを知る。
この「スイッチ」というのがいまいち理解できず。遠距離・魔法職がいないようなのでPTは所謂「ブロッカー(前衛)」と「アタッカー(後衛)」で組み、ブロッカーが崩してアタッカーが攻撃するという感じになっているように戦闘シーンを見る限り感じられました。「スイッチ」というのは単なる合図の名称なのか、システムとして前衛と後衛の入れ替えにボーナスがつくものなのか、たぶん前者っぽい気がしますね。
キリトの態度は無礼っちゃ無礼ですが、命かかったボス戦で初心者と組むのはやっぱりきつい気もする。逆に考えれば、塔の麓の街までソロ専で来れるって事は相当の手練ってことでもあるんでしょうが・・・

ボス戦〜ディアベル死亡

集団戦開始。キリトペアは順調に取り巻きを排除する一方、ディアベル達はボスのHPを削り行動変化に追い込む。
なんかコボルトじゃないオーガっぽいのが出てきたけど…、取り巻きはコボルトっぽい。ディアベルのように集団戦は全体を見ながら的確に指示するプレイヤーがいると本当に助かりますね、前線に出ると周りの状況とか俯瞰的に見れないですし。
基本はブロッカーがスキルで敵の攻撃を相殺し、体勢が崩れたところにアタッカーが攻撃という感じ。ブロックしきれるとか個々の強さはあるんでしょうが、基本1:1で相殺できる分、数で勝れば有利に立てるというMMOとしてきちんとしたゲームになってる様子。逆に言えば、取り巻きがいるボスである以上、ソロで通過するのは非現実的か・・・、ソロで倒すにはレベル差で圧倒(相手にブロックされない)するか、体勢が崩された状態からも攻撃できるスキル(背車とか二刀流とか暗器とか?)が必要そうです。ボスが崩された状態からスキル使ってきてましたからありそうっちゃありそうですね。
なんかこの全員で戦う感じ、いかにもMMOでまたやりたくなります。


行動変化するボス、しかし持ち替えた武器はβテストと異なり、前線に出たディアベルはボスの攻撃で死亡する。
LAでドロップを狙おうとして返り討ちにあったディアベル、ディアベルがマークしていたのはキリトだった様子。顔がリアルアバター+ほぼ初期装備になってたのにマークされてたということは、キリトの名前はβテスト時代から攻略プレイヤーとして有名だったということか?(それとも何かしら問題があるプレイヤーだったのか、ボス厨だったとか・・・)
ディアベルが回復拒否したのは死亡確定してたからか、FFみたいにHPが致死まで減っていくシステムなのかも。LA狙いは感じ悪い気もするんですが、自分が強くなって皆を引っ張っていかなければいけないというβテスターとしての責任感みたいなものを感じるので、なかなか複雑な心境。
しかしあの巨体でボス動きすぎだろうと思わず突っ込みを。

ボス撃破〜ビーターへ

エギルや他のプレイヤーの助けを経て、ボスを撃破するキリト。
見た感じではやはりキリトのLvはこの場にいるプレイヤーの中でも頭一つ抜けている感じか、ボスのスキルを片手剣にも関わらず単独で相殺しているところを見るとLvの高さを窺わせます。エギルも相殺してましたが武器が斧ですし、エギルキバオウ=ブロ専(前衛)、アスナ=アタ専(後衛)、キリト=オールラウンダーという感じでしょうか。
回復するまでというのは自然回復システムなのか、アイテムで回復する時間を作るという意味なのか、たぶん後者っぽい。


撃破に沸くメンバーだが、キバオウ達から情報を隠していたと弾劾されるキリト。
理不尽な世界に対するやりきれない怒りの発露という意味では、会議の時より少しは納得できるキバオウ。この手の場合は冷静になるまで待たないと「ガイドブックにβテスターが嘘の情報を載せた」等々の堂々巡りになりそう。キリトが罪被ったのは、βと状況が変わってビギナーと何も変わらない元テスターが、元テスターということで迫害されるのを避けたという認識でいいんでしょうかね。βテスターもビギナーも等しく初心者であり立ち位置は同等だと。なんかPKありそうな感じですし、今後キリトが狙われる展開もありそう。
現時点でキリトのことが理解できるのは、8層までしか行ってないことを知っているクライン及びβテスターだけの気がします。
しかし「ビーター」の呼称はねぇ・・・初見で思わず笑ってしまいました。


結局アスナの問いかけはなんだったのか…、そしてやはりギルドはあるようです。
クライン、エギル、ディアベルと男キャラが熱くて良い感じなのでもっと出番が増えて欲しいところ。うーん、OPとか見るとハーレムものっぽい感じを受けるけどぜひとも男キャラの活躍の場が増えてくることを期待して〆。