幻相のホメオスタシス(9話)

(視聴前)今回はつなぎの話だな

(視聴後)なにこれ、やばい

あらすじ

Dメールによる過去改変の実験途中のオカリン、助手の電話やフェイリスにタイムマシンのことを聞かれるなどもあったが、円卓会議の最中にIBN5800がなくなっていることに気がつく。紅莉栖からバタフライ効果の話を聞き、Dメールによる過去改変へ不安を抱き始めるオカリンだったが…

感想

展開はわかっていましたが・・・、それでも今回のラストはかなりぐっと来るものがありました。
バタフライ効果の説明があった上での、「蝶の羽ばたきの挿入⇒EDをBGMにオカリン視点でぐるっと秋葉原を見渡す」、演出が素晴らしかった。知っていてこれなんで、初見の人の反応が非常に楽しみ、あー、はやく海外の反応が見てみたいぞ。


そしてところどころで挟まる何気ない演出や追加が素晴らしい。
まゆりの「どこか遠くに行きそう」発言や紅莉栖とオカリンのやりとりを無言で見つめるところ、メタルウーパのやりとりで寂しげに無言でまゆりを見つめるオカリン、IBN5100がさながらカクテルパーティー効果のように響いたり、と冒頭に書いたように話的にはあまり進まないと思っていたところを完全に突かれた感じです。


メランコリーを自然と通過しているアニメ版オカリン。しかし、助手がどうにも情緒不安定すぎるような…まぁこの時点では実際不安定なんですが。なんだろうオカリンのシリアス描写がどんどんよくなっていってる気もします。
あと、制服でさりげなく前回のラストの回答をこっそりいれていたり、目立たないところでしっかり抑えてますね。