前半(?)終了時点にて

鬼隠し編のまとめ

事前に鬼隠し編へ対する自分の推測を。
鬼隠し編はKが疑心暗鬼に駆られて(雛見沢症候群を発病して?)惨劇起こした末に病死という惨劇。
それに対する謎は二つ

  • 最終日レナが斧振り回して追いかける理由
  • 同じく最終日、なぜ注射器(?)を出すのかその背景


本編は解答編のためネタばれのおそれがあります。

初読後

どうやらレナの視点からの鬼隠し編という感じなのか、錯乱したKの矛盾っぷりを第三者視点から・・・書く内容じゃないよなぁ。私の中では鬼隠し編ではレナも発病している可能性が高いと思うんですがね(むしろフラッシュバック?)
ということは精神末期が二人いて大暴れする話なのか?罪滅し編の部活、最初の水鉄砲の引き分け、これは綿流しの部活のようなうやむやにならないで最後に末期のレナとKが殺しあう伏線とも取れる。
というかレナ殺しちゃってますよ、この時点で鬼隠しとは違う話になってる?わけわからん。

感想

やはりきましたレナの家庭環境。母親は事故死や病死かと踏んでいたけど離婚ですか、まぁこれもまた身近な話題、精神構成に多大な影響を与えている点は否めないでしょう。というか沙都子といいレナといい導火線をつけて歩き回ってるメンバーが多すぎる。これで井戸中で平和を享受することなど出来るのだろうか。
おやしろ様の祟りは精神障害の特有症状とみてよさそう。ということはKの家庭環境も精神に変調を来たすほどなのか?引越し前になんらかの事件を起こしているので素養はあるようだけど・・・


しかし、リナがここで出てくるとは思わなかった。美人局か・・・、話の組み込みがうまいなぁとは思うけど、このおかげでリナの死は鉄平帰還のキーでしかなく井戸外とは関係ない、ということがわかったので収穫と言えば収穫。正直リナの死は井戸外の金の流れと絡んでいるかもしれないと思っていた分、あまり複雑にならなくてよかったなぁと。


レナのいう1年前からの不信感は悟史のことだったのか。鬼隠しの回避要因として仲間を信じることを挙げていたけど、それすらもまだ甘い範疇であったということ。ここまでぶつかり合って膿を出し切らないと井戸中を平和にはできないと言うことか。ある意味、この話の前半部分で井戸中の事件のマスターキーは見つかった?
全員がゴミ捨て場でのKのような感情を共通できた時に井戸中の事件に関しては解決するのだろう。ということは罪滅しの後半は井戸外に関して?、ただラストはK対レナの一騎打ちで終わる気がするのでまだまだ井戸中の事件が続くのか・・・?というかこの話は完全に鬼隠し編とは別の話になっている。Kの存在が違う。故に発狂者二人の対決という先に挙げた構造はありえない。それともこのKを発狂に追い込めるだけの井戸外の何かが出てくるのか、話の後半に期待したい。・・・というかまだ前半だよな?(どうにも綿流しを挟んで前半・後半というわけ方をしてしまう)