断層のダイバージェンス(7話)

物語が動き始める。

あらすじ

前回までの実験でDメールの大まかな法則や仕組みを理解したオカリン達が、今度は実際にDメールで過去を変えられるかの実験に着手する。その方法として宝くじの当選番号を過去に送ることにしたが、メールを送信した際にオカリンは再び違和感に襲われる。そこはメール実験を行っているラボ、しかし微妙にラボ面とオカリンの記憶に齟齬が生じている、はたしてその意味するところは…

感想

更に面白くなってきた。
起承転結でいえば、承の入り口といったところか。


6話もそうでしたが、会話のテンポ及びのりがこなれてきた感じで見ていて面白い。ADV・文章系原作なので動きがない分、会話の掛け合いがよさを出してる感じ。あと、内面描写がないのでどうかな〜と思ってましたが、細かいところで入る演出がいい味出してます。(TVの反射とか、手の振るえとか)


オカリンを心配するラボ面、残る紅莉栖。ラボ面の描写はいいですね。(記憶の齟齬が起きているだけに)
タイターにドン引きするオカリンやDメール送信に躊躇する部分など、シリアス面も強化されてきて上記の対比と共にバランスがとれてきてます。


ゲームではこの部分は驚きながらも、そこまで慌てていた感じはなかったんだけど、こうやって見ると印象変わってくるものだな〜。
まゆりのラボ紹介は、いい演出だね。よすぎる。
しかし、紅莉栖のデレとオカリンのシリアスの展開が早すぎるような…、気のせいか。

補足(ネタバレ抜き)

初見だとわからない部分をつらつらと、例によってネタバレ回避(のつもり)

OP前のレンジ扉破壊

Dメールの送信は放電現象時だが、放電現象は「レンジ起動中に扉を開ける」ことが条件になっている。これまでの実験では(主にオカリンが)手動で扉を毎回開閉していたが、面倒なので扉を撤去してPCで操作できるようダルが改造している。(携帯の転送と同時に)
なお、扉がなくなったのでもちろん普通のレンジとしての機能は終了。電話レンジ(笑)
一切説明がないのでアニメだと何でレンジ壊してるのか不明のはず。しかし業務用レンジの扉を素手で引き剥がすオカリンの握力っていったい…

円卓会議中のメール

オカリンガン無視のメールですが、実際にゲームでは読むことが出来ます。
件数が多いので省略、殆どが会話に突っ込んでる内容だったはず。