ラスト

人形を買った圭一、引っ越すことになる
深夜二時、家の外に来る魅音[詩音?]に刺される。


同日、上一色のアパート8Fで詩音[詩音]転落死。
隣人は葛西か、長く争った音を聞かれた後に死亡。


後日、大学病院にて大石の報告
・鷹野は祭りの前日に死亡している(絞殺→焼かれる)
魅音[魅音]は惨劇当日に井戸へ転落死
梨花のポケットより注射器が見つかる
・10年以上経過した死体が少なくとも三体
・井戸は山の中(園崎敷地外?)にある


ベットの下より魅音(?)が・・・→圭一の妄想

留意点

魅音は死んでいるのでこれらの日々の行為は全て詩音によるもの、圭一を刺した際に「殺したい奴全員」といっているので公由・梨花おりょう魅音・沙都子・圭一は詩音にとって殺したい人物だったことがわかる。この時点の詩音はかなり錯乱気味、逃亡生活の疲れ・・・という線は詩音本人という点からありえないとなるとこんなに錯乱しているのは何か?間に合ったやら今日まで頑張ってきたという点は何らかの病気あるいは発作を示唆している気も、それとは別に薬中っぽいし。


ちなみに祟殺しの前振りになっている死体が動くやらいない人がいる(DOP)可能性は端から捨てているので注意。そう考えるとやはり主犯は詩音で確定か、動機は一年前の悟史失踪時にあると見る、その際御三家となんらかの諍いを起こしたのか。圭一が殺される理由は悟史の居場所にいること、憎い魅音の恋相手だから・・・といったところじゃないか。
しかしそうなると最大の謎は鷹野の存在。祭り前に殺されているということは・・・どう説明すればいいのか?

  • 死亡時刻が間違っている

岐阜で調べて、こちらの爺さんも同じ見解を示していることからこの線は薄いのではないか。

  • 実は鷹野の死体ではない

死体の身元確認は歯形によるもの、三年前興宮の歯医者にて親知らずの治療か・・・どこかで改ざんされた可能性とか、警察であれば大石関連が怪しいし・・・そういえば鷹野は看護婦。興宮で昔勤めていたとかそういう可能性はないか、それならカルテ改竄も可能だが・・・ってこの説が正しければ祟殺しもあわせて鷹野はかなり真っ黒ということになる(自分の死体を用意していることになるのだから)
一応注意しておこう。ここが最大の謎の一つかもしれない。
綿流し・鬼隠しを通してわかったのは、祭り後の圭一の周囲を廻る惨劇と富竹・鷹野の死亡(及び過去の事件)は全く別の次元で動いているということ。上の謎は全編に共通する暗部に関わるものではないだろうか。