ペルソナ4

さて、春のに味を占めてゲーム原作のアニメを確認するようになりましたが、1話でピーンと来るものが1つありました。
それが秋に始まったペルソナ4、高校生の主人公が転校先の田舎で謎のテレビの噂と殺人事件に巻き込まれるというゲーム(RPG)。
うーん、シュタゲといい最初に謎を提示されるミステリータイプの話が個人的に好きなのかも知れない。
正直最初は面白そうだなと思いつつ、ペルソナシリーズということでちょっと躊躇したり。


ずらずら

ペルソナといえばアトラス、女神転生から続くRPGでは老舗シリーズの一つではありますが、私の中でのペルソナのイメージはオカルトチックで暗い学園物RPGで固まってました。なんででしょうね、BGMとか2罪とかを手に取った感じとかからかな?
結論から言えば3と4はかなり想像と違った、ある意味王道学園もの。というかRPGよりアドベンチャーに近い感じでした。3はまだ終わってないけど4よりは暗い(というより陰がある)感じですが、4はとにかく明るい。なんか今までの固定イメージをぶち壊された感じです。
イメージカラーが黄色ですからね、結局手を出すきっかけになったのは黄色で明るかったから…というのが正直なところだったりします。

ゲーム

ゲームとしては・・・、よく出来ています。
アドベンチャー部分はコミュランクのおかげで分かりやすい上にアルカナカードの枚数で非常に充実している。
また狭い田舎が舞台ということもあり密度が高く感じるところが良いですね、あと日数が1日単位で期間が長いんでボリュームも凄い。また学園生活が舞台なので所々はいるイベントがまた色々と吹っ飛んでいる。3に比べてもイベントの密度がかなり濃い気がします。
また曜日だけでなく天候の要素が絡んで中弛みしないところも重要な気がします。


RPGの部分では、D毎に期限があってトライ可能という徐々にクリアする感じがいい味を出しています。
ペルソナの戦闘は「弱点」を巡る攻防と主人公死亡=即ゲームオーバーという2点のため、うっかりミスでゲームオーバーもざらとターン制RPGの割りに緊張感があるので(後、個人的に敵が普通のRPGより少し強い?)こつこつクリアしていく感じというのはあっていたと思います。
ペルソナ合体やスキル承継は、これは見た瞬間にヤバイなと思ったとおり、こだわると時間が瞬時に飛んでいく危険要素。
これらとは別に主人公の(Lv以外の)ステータスもあり、これでもかといろんな要素が入っています。それで中途半端にならずバランスをきれいに保っているところは流石老舗シリーズというところですね。


話全体としてはミステリー部分は結構あっさり、11月の当たりは個人的によく出来てると思いました。
最後の方は話がちょっと大きくなった気もしなくもないが、全体的に王道物です。
12月のイベントであまりにもありがちな予想をして外したのは内緒です…(XXが消えた時にそれで助かるんだろうと予想しましたZzz)
そういえば3を後からやったので、その当時(主要人物を殺すことは)ないだろうと思っていたんですが、前科あったんですね。いや、そう考えるとある意味3から4のあの流れは持ってこられたのかもしれないな、と思うわけです。


個人的にはストーリーよりコミュが印象的です。
筆頭は小西弟(刑死者)、次点で堂島遼太郎(法王)でしょうか。全体的に特捜メンバーより学外のコミュの方が好みでした。
特捜メンバーでは完二がストーリーとコミュで個人的に抜けてたかな?男性陣は不遇ですが、全編通じて花村はいい相棒だった気がする(コミュはあんななのに…)コミュとは違いますが、最終日前日のクマの会話は不覚にも涙腺に来た記憶が…(いのちもらったのところ)


アニメ

ということでゲームを終わってみてますが、これは…普通に見ても面白そうだったけどゲームしてるとさらに楽しめる仕様になっていますね。所々に挟まれる小ネタに作成側のゲームをしっかり敷いているのが感じられます。やはり4の売り(?)であるギャグと明るい話のインパクトが強いのですが、地味に4話(雪子)の話が素晴らしかったです。上手く拡張した上で、炎の演出とあれは凄かった、惜しむらくは2・3・4と似たような展開が続いてしまったところか。
個人的に、今後のシリアスの時は4話のような表現をやって欲しいな…(完二はネタでりせ・クマは纏められたので、クマの内面描写は好きだったけど)
12話ラストなどを見る限り、上手くアレンジしているのでアニメにも期待しております。


P3P

クリアしたら書く、4のような理不尽な死はないけど、全体的に強い気がする。
タルタロス長い…
犬嫌いだけどコロマルが可愛くてしょうがない。でもやっぱり犬は嫌い。