Homeostasis of Compliments(ep10)

相変わらずシュタインズゲートの10話、海外の反応をぶらぶら見ていきます。
いろいろと情報が織り込まれた回だったので見解も様々、コメントも多かったです。近かろうがとんでもだろうが記載しているので見たくない人は気をつけてください。一応、当たってるとか違うとかネタバレになりそうな記載は避けたつもりです。
相変わらず超意訳の上、誤読している可能性も高いので参考程度に。





ストーリー関係

全般

・ペース落ちたね、今回はオカリンの改変後世界への反応と鈴羽の回だった。
・今回の引きは控えめだったと言わざるを得ない。
・展開遅いけど確実に何かが進んでいることはわかる。

・(岡部が)今までしてきたことの結果に気づいたので、新しい何かが起きると思っていたから今回の話はちょっとがっかりしたよ。
・↑それは違う、この話はベストのうちの一つだ。全ての場面の中に隠された意味があり、私が最初に思っていたような偶然ではないということに気づいた。過去の話を見直して私が見落としている製作側の隠した手がかりを見直したい。

後ろの人は後でピックアップで取り上げる人。(この後、今回のトピックを列挙します)

SGは回を増すごとに私の中のアニメランクを上げていく。人物の掘り下げがいいね。
オカリンの受け取ったメッセージで悪いことが起きることは予測できるな。あとルカが最終的にtrap(男の娘)じゃなくて本物の女になってすごくうれしい。次が待ちきれないよ。

ペースダウンしたという意見多し(否定・肯定両方あり)。また、オカリンとまゆり、紅莉栖、鈴羽の交流が描かれたcharacter developmentが良かった回だという意見を多く見ました。

オカリンと紅莉栖

厳密に言えば、Dメールを送って鈴羽を尾行すると、買い物にも行かずその後のクリスとのいちゃいちゃもなくなるんだよね。だから(彼は覚えているけれど)岡部は鈴羽のハッピーエンドのために紅莉栖ルートを犠牲にしたわけだ。


関係ないけど、ルカへのセクハラは論外、しゃれにならない。

オカリンは鈴羽を救うために牧瀬との時間を犠牲にしたのか?自分しか覚えていないとは哀れなオカリン。

オカリンと紅莉栖に関しては、(世界線が変ったことで)オカリンが覚えていて紅莉栖が覚えていないことが後に伏線になるんじゃないか、やら、Dメール送るたびに距離が縮まっている気がする、等の意見も。

鈴羽の態度を考えると紅莉栖は悪い未来の結果に関わっているようです。だから、岡部と紅莉栖が親密になることで将来のディストピアを回避するための可能性があります。

紅莉栖のデレが世界を救う…?

ルカの性別

・そして私たちは野菜により性別を変えられることを知ったのだった…
・野菜で性別が変る理由?私に聞かないでください。

野菜を食べたから性別が変ったなんて製作者は科学を馬鹿にしている。

8話でもそうでしたが、やはりルカの性別転換はネタに。アニメ派は肯定、サスペンス派はおいおいって感じですか、見た範囲の反応では。ルカの性別が変ったことも伏線なのかと悩む人も。

謎の脅迫メール

・誰が岡部にメールを送ってきたんだ!?レッドゼリーが恐ろしくて少しの間固まってしまったよ。
・「お前を見ているぞ」を見た時は心臓がちょっと止まった。この会社がホラーゲームを作ったらきっとヒットするね。

送り主に関しては色々出ていますが一番多いのはSERN説。
他には、ラボにいなくてゼリーマンを知っているダル、ゼリーマンを知っている紅莉栖、そしてなぜかまゆり説などがありました。
まゆり説はまゆりは実はRS(能力)を持っていて、オカリンに実験を続けて欲しくないと発言していることから導いたようです。

消えた人工衛星

ep1見てみろよ、人工衛星に足あるだろ。人工衛星って脚必要なのか?だからあれは人工衛星じゃなくてタイムマシンなんだよ。

人工衛星=鈴羽のタイムマシン説が多いか、これに関連してep1が見直されています。

最後のバタフライエフェクト

あと最後の蝶の羽ばたきを忘れてはいけない、これは何か大きな変化がおきたことを意味しているのだから。

最後にバタフライエフェクト入っているけど、そんなに長い時間に送っていないけどDメールで何か起きるのか?

バタフライエフェクトは送った時間の長さで変る説。

登場人物

バレル・タイター(鈴羽の父)

鈴羽の父はタイムマシンオフ会に参加する予定で、ダルもまた参加する予定だった。そしてダルは出席できず、鈴羽は父に会えなかった…、これは本当に鈴羽がダルの娘だということを示しているのか!?

オカリンの携帯ムービーの最後の二人、似ていないかい?

ダルはバイト戦士の父親に違いない。
二人は同じオフ会に行っているし、バイト戦士は未来から来たので若い父親のことがわからないことは明白だ。
興味深いのは、私たちは今3人のタイターを知っているということだ。一人はバレル、そして二人のジョン(アメリカ人と日本人)

岡部はダルにバレルタイターが誰かを単純に尋ねればいいはずです。なぜならダルは唯一バレルとつながりを持っている人間であり、彼がバレルでない限りその正体を隠す必要はないのですから。私は鈴羽がもしタイターの名前をついでジョンタイターと名乗っていたら、彼女がジョンであることに驚きます。

ダルがSNSで岡部とやり取りしていたジョンタイターとは思えないんだ。彼はネットでは体型のようにバレル(樽)タイターと名乗っているしね。また、IBNを入手した時もそこまで興奮せず、SERNのメールをクラックするのにしか使っていない。
残っている大きな疑問点は、
・Dメール送信前になぜ鈴羽は逃げ出したのか?
・Dメール後でダルとあった時(もし彼が父親なら)なぜそれを認識できていないのか?
・ダルはオフ会で何をやる予定だったのか?
・ピンバッジってなんだ?
まぁ、鈴羽とダルは同じ髪の色をしているね。

鈴羽はダルの娘説。

鈴羽は彼女の父はフォーラムのメンバーだとは言ってなく(ダルはメンバーだ)、現れるかもしれないといっている。そしてダルは著名な(プロの)作家が講演するといっていた、ということはその作家が父親で結局現れなかったということではないか。

ダルは著名な(プロの)作家が来るといってたからそれが鈴羽の父親という可能性は?
ダルが鈴羽の父親なら髪が似てるのもわかるが、鈴羽がスマートなのにたいしてダルがぽっちゃりというのはおかしいね。

著名な(プロの)作家説。

最初父親はオカリンだと思ったが今ではダルだと思っている。同じフォーラム、同じ髪…、あぁ、推測する前にダルがどうやって3次元の女性を捕まえるかというんだろう、わかっているよ。

ダルからあんな美人が生まれるとは思えない。

とりあえずダルは泣いていいと思う。

鈴羽の母親

・鈴羽の父親はオカリンだと思ってたけど、ダル・・・?そうしたら母親は?フェイリス?
・バイト戦士の父親は本当にダルなんだろうか、では母親は?フェイリス?
 あと彼女のタイムマシンはなくなってたから人工衛星なのかな?


 萌郁はまた消えたけど、謎のメールとゼリーの写真で話は面白いね。

フェイリス?

牧瀬とまゆりはオカリンに興味があるのだろう。フェイリスが母親とは思えない、それだけで場違いに思える。萌郁は鈴羽と同様コンピュータに興味があるので可能性はあるのではないか。

萌郁?

バレル=岡部、母親はまゆりだが牧瀬にとられて離婚する。だから鈴羽は牧瀬を恨んでいる。

それなんて昼ドラ…

ジョン・タイター

ダルがジョンタイターだと判明したら世界がひっくり返るね。でもあながち間違っていないともいえる。彼は頭がいいし、鈴羽の父親であるバレルタイターともタイムマシンオフ会でつながりもある。今の展開なら何が起きてもおかしくないから、こういう些細なつながりも無視できないと思うんだ。

ダル説(ダル≠バレル)

僕は登場人物が相互干渉しているのが面白いけどな、そして牧瀬が可愛いと思い始めた。
ところで、ここでも前に言ったけどジョンタイターはバイト戦士の息子みたいだね。

鈴羽の息子説

このエピソードは鈴羽がジョンタイターであることを示していると思う。彼女はタイターであり、タイムマシンを残しており、未来から来て、戦士であり、岡部にタイターと連絡を取るようにいっているのだから。

鈴羽説

だから、2000年に現れた本物のジョンタイターはアメリカ人ということを思い出せって。

どういうわけか鈴羽が過去に戻って(衛星が激突して、牧瀬が殺されていた時から)元のジョンタイターが消えて、代わりに鈴羽がその名前を使っているんだ。
世界線が変り、牧瀬が生き返ると同時に元のジョンタイターは存在しなくなった。そして彼女の講義も行われなかった。

俺はジョンタイターが話の後半で大きな意味を持ってくると考えている。

2010は鈴羽説、2000は本物説

(Mrブラウンはジョンタイターだな!というネタ会話に対して)
↑いや、ちょっと待ってくれ。ep1から見直したが確かにMrブラウンは怪しい。2010年のタイターは鈴羽かもしれない、オカリンという可能性もあるがジョンにはRSがないのでオカリンとは思えない。
Mrブラウンは筋骨隆々で年齢的にも未来からきた自由の戦士と考えてもおかしくない。彼には娘がいるので即ち妻がいることを意味している。2000年にタイターが立ち寄った「個人的な理由」というのは…、娘の年齢は…

2010は鈴羽説、2000はMrブラウン説

話を見返してみたけどオカリンはタイターではないだろう。なぜならタイターはRSを持っていないのだから。

RSの存在でタイター=未来のオカリン説は下火になったようです。
鈴羽=ジョンタイター説多数。しかし2000年のタイターは何だったのだろうかという新たな疑問も。

設定

リーディングシュタイナー(RS)

高熱がどうやってオカリンに能力を与えたか本当にわからないんだ、それとも彼は最初から特殊だったのか?

RSの発現に関しては推測があまり出ていません。

Dメール

・あと、未だに岡部が未来からメールを受け取ったところを見たことないのが不思議。
・↑今回もオカリンは過去にメールを送っているので、未来からのメールは受け取っている。しかし、未来からのメールを受け取ったオカリンの記憶は世界線の移動に伴って消去されるので、私たちが見ている今のオカリンの視点では過去に送るメールは見れても未来から飛んでくるメールは見れないのでは。

・Dメールを自分に送ったのにその後の自分の行った状況を覚えていないというのはおかしくない?今までのオカリンは置き換えられたの?
・↑その通り、彼は別の世界線から来て置き換わっている。これは映画の途中から映画館に入ったようなものです。

両方ともかなり意訳してます。ここら辺は再整理が進んでいる感じ。

ネタ

・今回も「tuturu〜」がなかった…
・話を見終った後、最初に私を襲ったのは「tuturu」不足でした。That made me sad.
 それはさておき、岡部が何が起きているかを把握できる、スローダウンした展開はいいね。
・2回連続でtuturuが無いなんて…何が起きたんだ、オカリンがなにかをめちゃくちゃにしたんだと思う。

トゥットゥルー禁断症状発生中。Dメールによるバタフライ効果の結果なのか?

・貧乳だろうがなかろうが、ルカ子は2011年のベストtrap(男の娘)だろう。
・↑trapじゃないよ!俺は彼女が好きだし、ゲイでもないんだ!彼女は今女性なんだろう…?そうしたら何も問題ないよな…?そうだろう…?
・↑trapだろうかなかろうが、僕は心打たれた…許してくれ、僕は人生観を見直さなくてはいけない。
・↑惚れても気にしないtrapの一人だ。


・(上記3人に対して)だが、男だ。

…ノーコメント。こういうやり取りは原文で見た方が楽しい、と思う。ちなみに人称はheでもsheでもなくthatです。

設定関係

全てのことが気になる!この話がもっと見たいんだ。
24話と言っている人は確認する方法があるの?Wikipediaにはそう書いてあるが、他で見たところは全部12話になってたよ。

2クールです、見た感じでは24epと書いてあるところだけだった気がするけど。

牧瀬が岡部を殴った本が何かわかる人いる?ぐぐったらドイツ語の本らしいけど俺ドイツ語わからないんだよ。

この本に関しては後述のピックアップの人が解説してます。

ピックアップ

今回の話に関してまとめて記載しているところがあったので引用。長いので中略。

わお、今回の話はSG世界のいろいろなことを明らかにしたね。あまりに多いからリスト化するよ。
(1)ルカは最終的に女になった。
(中略)
(2)牧瀬がオカリンを殴った本は “der glicklichste Gedanke meines Lebens” Hans Schmidt.
タイトルは相対性理論を発見したアインシュタインの「生涯最高のアイデア」のドイツ語だね。著者は存在しないけど、Hans Schmidtはフランスにドイツの機密情報を売った悪名高いスパイだから、これは製作者側が牧瀬がラボを裏切ってSERNに売り渡すことを示唆しているんじゃないかな。
(3)フェイリスのDメールは秋葉原に萌えを取り入れないことだと確認された。
私の考えでは父親に関する内容だと思っていたのだけど、それは間違っていたことが証明された。彼女は最初から萌えを取り入れないことを望んでいる。
(4)萌郁のDメールはオカリンと牧瀬より先にIBNを入手するものである。
これは彼女が実験後、行方不明になったことを説明している。また、ルカのDメール後、神社からIBNが消失していたこともこの手がかりの一つだね。
(5)まゆりの過去の話で彼女が星に願い事をしている
まゆりとオカリンの会話場面で彼女はオカリンが熱を出した際に死なないよう星に祈ったと説明している。でも、オカリンは彼女が命を救ったことを否定している。
これらの会話が金星(金星(Venus)は愛の暗喩)の下で行われたことは彼らの恋愛描写のヒントなのかもしれない。いずれにせよ彼らが恋愛感情としてか、あるいは家族愛としてか、互いに深く気遣っているのは確かだ。そしてこのことは(6)につながる。
(6)オカリンは高熱がリーディングシュタイナーをもたらしたかどうか疑問に思う
私は彼が高熱により能力を得たというのは非常に疑問だけど、このことは彼が子供の頃から能力があったことを意味している。そして2000年に熱を出したということは、ジョンタイターがSERNのディストピアから世界を救うために遡って来た時期と一致することを示唆している。
(7)鈴羽は未来からのタイムトラベラーで人工衛星は彼女のマシンだと確認された。
鈴羽がオカリンにさよならメールを送り立ち去った後、人工衛星が消えている。そしてこのことは(8)を私たちに提示する。
(8)鈴羽がここに来た目的は会議に現れるであろう父親バレルタイターを探すためである。
ジョンタイターではなくバレルタイター、いったい何人のタイターがいるんだ!?
(9)ダルが父親の可能性は?
(中略)
(10)オカリンは会議後鈴羽を説得する。
(中略)
(11)彼ら全員年齢が「18」あるいはその近辺である。
私達は牧瀬と鈴羽が18であることを知っている。まゆりはオカリンと幼馴染なので同じくらいの年齢、オカリンは鈴羽から未成年だから飲酒はだめといわれているので21以下、そしてまゆりが制服を着ていることから若いことを考えると彼らは18前後である必要がある。
(12)オカリンの願いはかなえられた、「機関」は彼を見ている…
「お前を見ているぞ」と赤いゼリーの警告メール。ゼリーはタイムトラベルのゲル化を示唆し、赤は警告を表している。物語が非常に深刻になっていくことを表していることだけは確かだ。
(13)鈴羽はバッジを持っている。
(14)今は0.33…

(2)の参考、紅莉栖の洋書については日本のまとめwikiにも記載があります。
http://en.wikipedia.org/wiki/Hans-Thilo_Schmidt [英語Wiki:Hans-Thilo_Schmidt]
(1)(9)(10)は区分で前記載、(13)(14)は力尽きたのか意味が良くわからない。
(13)は鈴羽のバッジは軍のバッジで父親の唯一の手がかりというような意味(?)の記載、(14)はオカリンはマッドサイエンティストとして過去を変え続けていくのだろう、という内容だったはず。
(6)の記述、2000年のタイターがSERNからの解放で来たって描写はないはず、2010年と混同している可能性あり。
(11)は総突っ込みを受けてたけど、アニメの情報だけで判断すればあながち間違いではないと思う。しかしなぜ21…

その他

  • オカリン年齢詐称疑惑浮上。どう見ても18に見えないとか何とか。
  • オカリンの評価変動中。人情深い優しい奴だと評価される一方で、あれだけの改変を目にした後もDメールを使った危機感のなさ、ここ2話での知性の低下(ルカの変化を確認しない、フェイリスのメールの内容を確認しない等)を嘆く人も。

牧瀬・フェイリスに続き鈴羽も父親に関する問題が、それに同情したということはオカリンも父親との間に問題が…、はっ!?実はルカの性別への自信のなさやまゆりが昔は元気がなかった(回想シーン?)のも父親との間に問題があったからではないか!?全員に共通しているぞ!

ということをいっている人がいました。ダル省かれてる、哀れ…

  • SG世界における世界解釈の話も、多世界解釈なのか、EP1はそれで説明できるのか、世界線移動と時空線移動は両方あるのか、アニメは岡部視点だけど他の視点ではどうなのか、云々かんぬん。ひも理論やらハイゼンベルグの不確定性理論だのという言葉がたくさん出てきて途中でギブアップ。

この物語は登場人物についてもその詳細について隠された話を期待できる。例えばクリスティーナの父親への反応、岡部が彼女に怒鳴った時の反応から、彼女が父親との間になんらかの問題を抱えていることを私は確信している。
鈴羽に関しては別の未来から来ていると思われることが、早い段階から「洗脳」等の言葉から推測することが出来る。(中略)
あなたはもう少し注意深く話を見るべきだ。

カメラワーク・雰囲気・脚本は素晴らしいが人物展開がだめだとお怒りの方へのレスポンス。




総じて、タイターの正体に興味が向いているようです。
あとep1や過去話を見直して推察をしている人が結構いますね。(その関係でコメントが増えてる?)
さて、ドグマでの展開がどういう感想をよぶのか、今から楽しみではあります。