不可逆のネクローシス(16話)

Gate of Steinerはいい曲ですね。

あらすじ

バッジの露店商から鈴羽の父親の手がかりを得た岡部はタイムリープを使いその人物に接触する。バッジの依頼をしたのは実はダルだったが、その背景に鈴羽のタイムマシンが過去への一方通行(不可逆)だという事実があることを知る。そしてタイムマシンの修理が完成し、鈴羽が旅立つ日が来る…

感想

14話とは別の意味で構成がいい、あるいは酷いともいえる回でした。
持ち上げて突き落とすとはまさに外道
何度か涙腺が緩みました、歳とるもんじゃないですね。


原作時は展開にただただポカーンとして読み進めていただけでしたが、落ち着いて観てみると修理完了直前の会話シーン(Gate of Steinerのアレンジが素晴らしい)や、Mr.ブラウンの「巡り巡って〜」のシーン(ここもBGMが素晴らしい)とじわじわ来るシーンが多いです。
手紙はやはり初見のインパクトと全文、淡々具合でゲームの方が印象が強かったですが、代わりにアニメはMr.ブラウンの説明シーンが抜き出ています。風鈴の音、BGM、薬に映る揺れる影・・・
そういえば書いてて気づいたけど今回BGM結構多めか?


ダルの「嘘には2種類ある、人を傷つける嘘と、優しい嘘だ」はあまりにも声が違いすぎて最初ナレーションか何かかと思った。
ダルの嫁は結局出てこないんですよね。ロリ顔で背が小さくて巨乳・・・、一人近くにそれに該当する人がいるような。
まゆしぃ逃げて。


さて、残りの話数から考えると、前半みたいに1章2話使ってると足りなくなるのが確定のようですが、今回の構成とまとめ具合を見る限りは、上手く纏めてくれそうな気がするのでそこは楽しみではあります。
16話は鬱話ではあったけどなんともいえない微妙な余韻を残して、次回へとつないでくれた回でした。